ビーンズ訪問看護ステーションつくば/ビーンズ居宅介護支援センター
  • ごあいさつ
  • 施設について
  • ご利用案内
  • スタッフ紹介
  • 採用情報
  • 研究日誌BLOG

研究日誌BLOG

2012.08.27

『ミトコンドリア』健康法について

ある新聞に「話題のミトコンドリア健康法   若々しいからだ何歳からでも」という記事が載っていた。大変興味深く、納得できる内容だったので紹介したい。

 

 老化に個人差があるのはなぜか?その秘密は細胞内に存在する「ミトコンドリア」にあるという。ミトコンドリアは私たちの全ての細胞内にある小器官で、1番の役割は生きるために必要なエネルギーを作ることである。ミトコンドリアの中には電気が流れていて、栄養素と酸素を使って、エネルギーを放出する物質を24時間作り続けているが、このとき副産物として活性酸素も出る。

 

 老化は簡単に言うと遺伝子が少しずつ壊れていくことだが、遺伝子が壊れる1番の理由が強い酸化力を持つ活性酸素である。しかし体内の遺伝子は外的要因がなくとも毎日10万~20万か所壊れており、それを毎日修復している。遺伝子を修復したり、細胞を壊したり作ったりするのにもエネルギーが必要で、生きるために必要なすべてのエネルギーを作るミトコンドリアが多い人と少ない人、直す能力の旺盛な人と、少ない人では遺伝子の修復力に差が出て、老化のスピードに開きが出てくる。

 

 ミトコンドリアにはエネルギーの生産性が高く、活性酸素をあまり出さない「よいミトコンドリア」と、エネルギーの生産性が低く活性酸素が多く出る「悪いミトコンドリア」がある事がわかった。健康と若さを保つ鍵は、良いミトコンドリアを細胞内に如何に増やすかにかかっているが、運動やちょっとした工夫で、何歳からでも増やせることが分かってきた。

 

 運動してミトコンドリアを増やした人は、活性酸素の出方が少なくなる。遺伝子を壊さないようにしていくことで、老化を抑えることが出来るという調査結果も最近報告されている。しかし放っておくとミトコンドリアは男女とも42歳くらいからどんどん減り、120歳でゼロになる。良く運動する70歳の平均は22歳とあまり変わらないが、あまり運動しない63歳のミトコンドリアは、若い時の半分くらいに減っているという。ではどういう運動をすればミトコンドリアを増やすことが出来るのか。

 

 ミトコンドリアを増やし体力をつけるコツは「体にエネルギーを必要としていることをわからせる」という事で、身体を休めてばかりいると、どんどん減らしてしまうという。

 

 ミトコンドリアは持久力の強い赤筋に多く含まれているので、赤筋を鍛える「マグロトレーニング」が有効である。すなわちウォーキング、ジョギング、エアロビクスなど「酸素を使って脂肪を燃やす」有酸素運動である。事前に「エネルギーの枯渇状態」を作ってやると(小走りに走る、強めのストレッチをする、ダンベル体操をするなど汗ばむ運動を行う)、より効果的になる。

 

 またミトコンドリアは、姿勢を保つための背筋や、大腿部の筋肉に多く含まれるので、気づいた時に1分間背筋を伸ばす習慣や、ヨガ、太極拳、フラダンスなど腰を据えた動きも有効である。 寒さを感じると体は「エネルギーが必要だ」と判断しミトコンドリアを増やそうとするので、サウナの後に水風呂に入る、入浴後に足先に水のシャワーをかけることも効果が期待できる。

 

 70パーセントにカロリー制限したサルと自由に食べさせたサルの群れを20年間比較した研究があるが(09年発表)、カロリー制限したサルは、そうでない群れに比べて生活習慣病や老年病で亡くなる数が3分の1程度で、しわや白髪が少ないなど違いが一目瞭然だった。人も同じ効果が期待できるが、週1~2日3割程度のカロリーに制限すれば、毎日7割程度に控えるのとほぼ同じ効果が出ることが分かってきた。(断食でなく小食に) しかし高齢者の低栄養状態が死亡率を高めるのも事実なので、成人病発生のピークを過ぎたら、免疫力を上げるため、きちんと栄養をとった方が良いようである。

 

 また緑黄色野菜は抗酸化物質が多く含まれ、野菜を良く食べる人は癌の発症率が低く、介護度が低いという調査結果もある。私たちヒトは他の動物に比べて増やし、ずば抜けて高い活性酸素を除去する能力、傷ついた遺伝子を修復する能力があり、いくつになっても「若くなる」機能が備わっている。若さと健康の秘訣はミトコンドリアを増やし、その本来持っている力を引き出すことにあるようである。

 

  「体が若くなるための技術」

・マグロトレーニング(有酸素運動)を心掛ける

・有酸素運動の前にやや強めの運動をとりいれる

・背筋を伸ばしバランスをとる運動を心がける

・寒さ、冷たさを感じる

・週に1,2日食事量を制限する

・野菜をたくさん食べ、栄養のバランスに気をつける

  

 

 引用  新婦人新聞

     日本医科大学教授 大田成男氏

投稿者( )| この記事のカテゴリ( 健康全般 )| コメント( 0

コメントする

コメントは承認が必要となります。
承認されるまでコメントは表示されません。しばらくお待ちください。

お名前

メールアドレス(表示されません)

URL

 この情報を登録しますか?

コメント

カテゴリ

投稿者

アーカイブ

最近の記事

Photo:ビーンズ訪問看護ステーションつくば/ビーンズ居宅介護支援センター外観

お問い合わせはお気軽にどうぞ tel.029-850-3915

ビーンズ地域総合ケアセンター
デイサービス
ビーンズリハビリセンターつくば
ビーンズ訪問看護ステーションつくば
ビーンズ居宅介護支援センター

〒305-0043
茨城県つくば市大角豆2012-247

  • スタッフからのメッセージ
  • スタッフの研究日誌BLOG 研究&研修報告
  • リハビリテーションクリエーターズ株式会社

ページの先頭へ


Copyright(c)Rehabilitation Creators Co.,Ltd. All right reserved

ホームページ制作